新社員や若手社員やこれから投資を始めたい人に読んで欲しい記事です。
「安定的に資産を運用」するために重要なことは、「長期投資」と「分散投資」と言われています。インデックス投資は少額で分散投資ができ、わかりやすいため初心者にとてもおすすめです。
本記事ではインデックスファンドとアクティブファンドの違いに触れ、実際におすすめの商品をご紹介します。
インデックスファンドとアクティブファンドの違い
インデックスファンドとは
まず、投資でいう「インデックス」は株式市場等の全体的な動きを表す指標のことです。日本株で言うと「日経平均株価」や、「東証株価指数」など。また、アメリカ株だと「NYダウ」や「S &P500」などがこのインデックスにあたります。
これらの市場に連動した収益を目指すのが「インデックスファンド」です。
Tips
日本株の場合、東京証券取引所に役2000銘柄が上場しています。例えば「日経平均株価」は、日本経済新聞社がそのうちの流動性が高い225銘柄を選定して算出した指数のことを言います。この様に、「東証株価指数」や「NYダウ」、「S &P500」も各社が独自に選定した銘柄を基に算出した指数になります。
アクティブファンドとは
市場平均以上の投資収益を目指すのが「アクティブファンド」です。
市場平均以上を目指すというと「インデックスファンド」よりも「アクティブファンド」の方が良いのでは無いかと思われる方も多いかもしれません。
しかし、「アクティブファンド」は、市場平均以上の収益を出すために必要な運用戦略を立てる、投資先を調査するなどの労力がかかります。
つまり、「インデックスファンド」に比べて「アクティブファンド」の方が運用にかかるコスト(信託報酬)が高くなると言ったデメリットがあります。
アクティブファンドは勝てない?
多少コストがかかったとしても、「収益が高いならアクティブファンドの方が良いのでは?」と考える人も多いと思います。
しかし、日本株ファンドの場合2021年9月末時点で、過去10年で合計の収益がインデックスを上回ったのは40%程度と言われています。
ファンドのプロが運用しても、6割程度が「インデックスファンド」に負けているのが現状です。
そう考えると、資金源の少ない一般の個別株の運用がいかに難しいかも理解いただけるのではないでしょうか。
インデックスファンドの3つメリット
①低コスト
先ほど記述した通りです。アクティブファンドに比べ運用に手間がかからないため、低コストでの運用が可能です。
②市場全体に投資可能
上述で、「長期分散投資が安定的な運用に最も大切」と書きました。例えば、日経平均株価の場合、連動する225銘柄に分散投資していると言えるわけです。
Tips
もちろん、市場全体が落ち込むなど低迷することはあります。しかし、個別株などと比較すると、インデックス投資の方が圧倒的に低リスクです。
③手間隙がかからない
上述した通り、この10年間でインデックスファンドに勝つことができたアクティブファンドは4割程度です。数あるアクティブファンドの中から、どこが優秀なアクティブファンドかを探すのには時間がかかります。また、その見極めには投資の知識も必要になります。
インデックスファンドなら、各市場に連動しているため、各ファンドの成績にほとんど違いはありません。どこが一番低コストで運用できるかを確認するだけで大丈夫です。
おすすめのインデックスファンド
インデックス運用をするためには、インデックスファンドと呼ばれる金融商品を買う必要があります。一般的に購入できるものとして「投資信託」と「ETF」があります。
Tips
厳密にはETFも投資信託の一種です。ETFは一般の投資信託とは異なり証券取引所に上場されていて株式と同じように取引ができます。
投資信託
投資信託は、とにかく手数料が安いものを選ぶのが重要です。以下におすすめの商品を示しました。
ETF
一般的な投信と比べて、更にコストを抑えて投資ができるのがETFです。以下におすすめの商品を示しました。
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