研究職志望の方必見!転職面接は、自分自身をアピールする場でもあり、選考される側としての印象を与える重要な場でもあります。
- 研究職に向けた研究対策をしたい
- どんなワード・行為がNGになるの?
今回は、転職面接で避けたいNGワード・行為について解説していきます。
研究内容についてのNG
面接において研究内容をしっかり把握することは非常に重要です。研究職を志望する場合、企業側は応募者が研究に理解があり、興味を持っていることを期待しています。
難しい専門用語を使う
面接で自身の研究内容を説明する際、専門用語の扱いには注意が必要です。業界が完全にマッチしていない場合、面接官が専門用語を理解できない場合があります。
また、会社によって独自の専門用語を使用している場合があるので注意が必要です。共通の用語と思っていても「微妙にニュアンスが違う」と言うことも意外に多いです。
逆に、自分自身が使用する専門用語が業界標準の場合や、仕事内容と密接に関係がある場合は、適切な専門用語を使用することも重要です。
その場合でも「相手が理解できるように、適度に説明を加えたり、用語を簡単な言葉で言い換え」たりすることが必要です。
研究内容を把握できていない
面接で自分の研究を説明する際に、具体的な内容や研究の意義を述べることが求められます。しかし、自分自身が研究内容を把握していないと、的確な説明ができず、研究者としての「能力やモチベーションに欠ける」という印象を与えることになります。
面接前には、自分自身の研究内容やその成果について、改めて振り返っておくことをおすすめします。また、上記した様に、研究内容が難解な場合には、一般的な言葉で説明する練習を行うことも有効です。
これにより、面接官が研究内容を理解しやすくなるだけでなく、自分自身が研究内容について再確認することもできます。
志望動機についてのNG
面接において、志望動機は非常に重要なポイントの一つです。志望動機がしっかりしていると、その「企業や業界に対する理解や熱意が伝わり」採用担当者からの好印象につながります。
一方で、志望動機に不備がある場合は、採用担当者から不利な評価を受ける可能性があります。以下に、志望動機に関するNG例をいくつか紹介します。
企業の情報収集・理解が不十分
自分が応募した企業や業界に関する情報を把握していないとマイナス評価につながります。面接前にしっかりと企業や業界について調べておくことが重要です。
企業のウェブサイトなどを確認することで、事業内容やビジョン、採用情報などを把握することができます。また、同じ業界の企業についても調べ、業界全体のトレンドや課題、将来性などを理解することが大切です。
勉強したい・成長させて欲しい
こう言った勉強熱心さをアピールする人は意外と多いです。必ずしもNGとは言えませんが、一方でそのままではあまり魅力的な志望動機とは言えません。
なぜなら、これらの志望動機はあくまでも自分自身の利益を追求するものであり、企業にとっての貢献や価値を強くアピールすることができないからです。
企業が求めるのは、自分自身の成長や学びだけでなく、その「成長や学びが企業にとってどのような貢献や価値を生むのか」という視点が重要となります。
そのため、志望動機を表現する際には、自分自身の成長や学びを企業にとって有益なものに変えることが大切です。
給料や福利厚生が優先
給料や福利厚生が良いということは、多くの人が望むことであり、企業にとっても当然のことであるため、志望動機としてはあまり魅力的ではありません。企業が求めるのは、自分自身がその企業でどのように貢献できるのかという視点から志望動機を表現することです。
志望動機として「給料や福利厚生」がメインになってしまうと仕事に対する意欲が低いと思われてしまいます。
退職理由についてのNG
面接を進める中で、必ず聞かれるのが退職理由です。退職理由について、前向きな理由を述べることで、より良い印象を与えることができます。
実際はネガティブな理由だったとしても「ポジティブに言い換える」ことが重要です。更に、前職での経験を元に、今後のキャリアについてどのように考えているかもアピールできると面接官からの好感も得られやすいです。
そのため、以下の様な内容は避けて面接に挑みましょう。
前職への不満、愚痴
前職でのトラブルや不満を述べることは、マイナスイメージを与えてしまう可能性があります。また、将来同様のトラブルが発生する可能性があるとも受け止められるため、避けるべきです。
給料・福利厚生への不満
前職での給与面に不満があったという理由を述べることは、採用担当者にマイナスイメージを与える可能性があります。
質問についてのNG
面接の最後には質問する時間が設けられます。その際、必ず質問をすることが望ましいです。質問がないと、志望動機や業務内容など、詳細を知ることができません。
また、質問することで自分自身のアピールもできます。そのため質問は「最後の印象アップの場」として準備しておくことが大切です。
その際「基本的な情報を質問」したり「給料や福利厚生について聞きすぎる」と仕事への熱意がないと思われ、印象が悪くなる場合もあります。
自分自身が企業や職種に興味を持っていることをアピールする質問が良いでしょう。また、採用担当者からの返答を聞くことで、自分自身のキャリアアップやキャリアプランを考える上でのヒントにもなります。
どんな人が面接に受かる?
研究職志望の面接では、研究への深い理解を示し、キャリアアップのイメージをしっかり持って面接に挑む様にしましょう。以下の要素をしっかり抑えることができれば面接の合格率もグンとアップするはずです。
能力がある人
面接では、自分が持っているスキルや経験をアピールすることが大切です。能力が高いと評価されるためには、これまでの実績や成果を具体的に示すことが必要です。
企業と研究がマッチする人
面接では、志望企業や研究内容について十分な情報収集を行い、その企業や研究に対する理解を示すことが求められます。企業と自分自身の志向や研究内容がマッチすることが重要です。
熱意・行動力がある人
面接では、自分が持つ熱意や行動力をアピールすることが重要です。熱意や行動力があると、やる気があるという印象を与え、面接官に好印象を与えることができます。また、面接後には、自分から追加質問やアピールを行うことで、自分の意欲や熱意をアピールすることができます。
以下の記事には面接で必ず聞かれる質問の記事を書いてます。併せて読むことで、合格率アップを目指しましょう。
まとめ
研究職の面接では、自身の研究をしっかりと理解し、仕事への熱意を伝えることが重要です。「自分本位」や「給料・福利厚生」など、企業や仕事に関係のない要素を重視する回答は避けるべきです。面接では、ポジティブな姿勢を持って、自分自身や志望企業について語り、相手の質問に誠実に回答することが重要です。
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