「もう迷わない」英語のビジネスメールを書く5つのステップ

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総合化学メーカーで研究開発・新規事業開発を担当。

化学や事業開発に関する情報を「分かりやすく、深く理解できる」ことを目指して発信中。

昨年は葛藤の中転職活動を行い、最初は苦労するも自らの視座が高まったことから転職活動についても積極的に情報発信しています!

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図解で文法解説

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海外の顧客や取引先とメールをやり取りする際、以下のようなことを思ったことはありませんか?

  • 頻繁にメールしないから書き方を忘れた…
  • 毎回書き方を調べるのが面倒…
  • とりあえず無難に書く方法を知りたい…

本記事では、「シンプルで絶対に失敗しない」英語でのビジネスメールの書き方をわかりやすく説明します。

これさえ覚えておけば間違いありませんので、是非参考にしてください。

記事の信頼性

わかりやすさと情報の正確差を追求するため、アメリカ人の同僚と議論した上で執筆しています。

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まずは全体の流れを理解しよう!

挨拶→相手へのお礼→メールの目的→結びの言葉→締め

英語でのビジネスメールはこれが基本的な形です。

日本語では丁寧さを表すために、文章が長くなりがちですが、

英語のメールでは「わかりやすい」「シンプル」「フォーマルな表現」がとても重要です。

それでは実際に書き方を見ていきましょう!

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1.まずは相手への挨拶から

これは日本のメールでいうと「○○様」に当てはまります。

これはビジネスでは、「Dear Mr./Mrs. ○○」になります。これを使っておけば間違いありません。

関係者全員に送りたい場合や、相手の名前が分からない場合は、「To whom it may concern」が使えます。

これはTOEICでもよく見る表現ですね。

もし相手が何度もあって、親しい仲であれば、「Hi ○○」でも問題ありません。

しかし繰り返しますが、ビジネスの場合は「Dear Mr./Mrs. ○○」が無難で最適です。

最後に挨拶表現を以下にまとめています。

  • これを使えば間違いなし:「Dear Mr./Mrs. ○○」
  • 関係者の皆様へ:「To whom it may concern」
  • 相手と親しい場合:「Hi ○○」
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2.相手へのお礼

顧客からの問い合わせに返信する場合など、まずお礼の一行が必要になります。(こちらからの初めてのメールなどの場合は不要)

そしてこのお礼を表すのは「Thank you for~」が最適です。

例えば誰かが質問してきた場合などは、

Thank you for contacting XYZ company.
連絡ありがとうございます。

などと言うことができます。

またメールを送ってもらった場合は、

Thank you for your e-mail.
メールありがとうございます。

など、Thank you for ~を使って感謝の気持ちを示しましょう。この表現よって丁寧な印象が伝わります。

その他の例文も下に示しますので、是非参考にしてください。

Thank you for your quick response.
早急な返信ありがとうございます。

Thank you for sending me samples.
サンプルを送ってくれてありがとうございます。

Thank you for yesterday’s meeting.
昨日の会議はありがとうございました。

3.目的を述べる

挨拶などが終わったら、最も大事な「メールの目的」を述べましょう。

日本のメールでは、目的に入るまでに複数文章を入れてしまいがちですが、英語では「シンプルになるべく早く目的に移る」ことが重要です。

例えば、

I am writing to enquire about your products.
御社の製品について問い合わせさせていただきます。

上記の例のように、なぜこのメールを書いたのか(目的)を明確に相手に伝わるように書きましょう。

4.結びの言葉を述べる

メールを終える前に、再度お礼を良い、丁寧な結びの言葉が必要になります。

例えば以下のような表現を参考にしてください。

  • Thank you for your patience and cooperation.
    ご理解とご協力をお願いいたします。
  • Thank you for your consideration.
    ご検討ありがとうございました

そしてお礼を言った後、相手からの質問や問い合わせなどについてメッセージを入れて終わるのがベストです。

  • If you have any questions or concerns, don’t hesitate to let me know.
    何か質問や懸念があればいつでも聞いてください。
  • I look forward to hearing from you.
    お返事をお待ちしております。

5.最後はクロージングの定型文

最後は定型文を使って締めましょう。

ビジネスで使える締めの定型文としては、以下のものになります。

  • Best regards
  • SincerelyThank you

これらの表現に特に違いはありませんが、Best regards,が最も無難で多用されています。

また「Best wishes」 や 「Cheers」のような表現はカジュアルで、ビジネスの場面では向いていないため注意しましょう。

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