ネイティブに聞いた「しばらくの間」 for a while / for some time / for a long time の違い

図解で文法解説

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英語では日本語訳が同じでも、「ニュアンスが異なる」「使う場面が異なる」というものがたくさんあります。

今回は日常会話でもよく使う「しばらくの間」を表す、「for a while / for some time / for a long time 」の違いを解説します。

この記事の信頼性

本記事を作成するにあたり、アメリカ人の同僚のメイソンと議論した上で執筆しております。

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まずは30秒でざっくり違いを理解

for a while / for some time / for a long time は日本語訳はいずれ「しばらくの間」ですが、ニュアンス(話しての感情)が異なります。抑えるポイントは以下の4つだけ。

ザックリ概要を理解して使えるようになりましょう。

for a while / for some time / for a long time の違いはこれだけ理解

1. for a while = for some timeです。for some time の方がややフォーマルだが基本的に同じ。

2. for a long time は for a while 、 for some time よりも長い間を表すイメージ。

3.具体的に何時間、何年であればどれを使うというものはない。基本的に主観で判断。

→例えば歯医者の治療が30分だったとしても、それがとても長く感じたのであればfor a long time を使う。

4.文中で使う場所は同じ。

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例文で使い方の違いを理解

例文1:Actually, I’ve known him for a long time.

訳:実は彼のことは長年知っているんだよ。

例文2: He has been sick for some time past

訳:彼はここしばらく病気だった。

例文3: I have free time for a while.

訳:私はしばらく暇です。

下の2つの文でfor a long time を使うのは不自然ですが、基本的に話しての感覚で選択されます。

このように副詞は話し手の感情によって選択される。そのため、自分のその時の感情に対して、単語のニュアンスが正しいかどうかが重要です

例えば、 自分が長いと感じていれば、for a long time、最近ちょっと会っていなかったな、程度であれば for a while / for some time を選択すれば大丈夫です。

人によって1年を長いと思う人もいれば、短いと思う人もいるので、このようなニュアンスの差が生まれます。そのため、こだわりすぎないことが重要です。

ニュアンスにこだわり過ぎないことが重要!

ニュアンスは人によって捉え方が異なります。例えば日本語で、「お久しぶりです。」「ご無沙汰しています。」は意味は同じですが、「ご無沙汰しています。」の方が丁寧に聞こえます。しかしこれも人によって解釈が異なりますので、明確なニュアンスの差の説明は困難です。

大事なのはザックリ概要を理解して、普段の会話で使えることです。

例文はweblio及びロングマン現代英英辞典を参照

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まとめ

今回は for a while / for some time / for a long time の違いを説明しました。今後も日本語訳が同じでもニュアンスが異なる言葉を紹介していくので、是非参考にしてください。

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