ネイティブに聞いた 「enough、satisfactory、sufficient」の違い「十分な」を表す単語を徹底解説

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図解で文法解説

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英語には日本語訳は同じでも、使い方が異なる単語・表現が数多くあります。

今回は日常会話でも頻繁に登場する、「enough、satisfactory、sufficient」を表す、「十分な」の違いについて解説します。

英語の上達にはこういった表現のニュアンスを理解することは重要ですので、是非参考にしてください!

記事の信頼性

わかりやすさと情報の情報の正しさを追求するため、アメリカ人の同僚と議論した上で執筆しています。

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enough、satisfactory、sufficientの違いを1分で理解しよう!

「Enough」、「Satisfactory」、「Sufficient」、これらの英単語はすべて「十分な」という意味があありますが、使い方には違いがあります。

「Enough」は一番広範囲に使われる言葉で、必要なだけ、あるいは求められるだけの量があることを示します。

例えば、飲み物がまだたくさんあるときや、時間がまだ十分にあるときに使われます。

「Satisfactory」は、期待や要求を満たすほど十分であること、つまり「満足できる」レベルであることを意味しています。

例えば、テストの結果が良好であるときや、仕事のパフォーマンスが期待を満たしているときに使われます。

「Sufficient」は、「Enough」と似ているけど、もっとフォーマルな状況で使われます。

これは必要な量、または必要な程度が存在することを表します。

例えば、計画を実行するのに十分な資金があるときや、法律を満たすのに十分な証拠があるときに使うわれることが一般的です。

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例文を使ってこの違いを理解しよう

【Enough】

英語: “We have enough food for the party.”
日本: “パーティーのための食べ物は十分にあります。”

英語: “Do we have enough time to finish this project?”
日本: “このプロジェクトを終えるのに十分な時間がありますか?”

英語: “I can’t get enough of this song. It’s so good!”
日本: “この曲が大好きでたまらない。すごくいい!”

【Satisfactory】

英語: “Your test results are satisfactory.”
日本語: “あなたのテストの結果は満足のいくものです。”

英語: “The team’s performance was more than satisfactory.”
日本: “チームのパフォーマンスは十分満足のいくものでした。”

英語: “The hotel provided satisfactory services.”
日本: “そのホテルは満足のいくサービスを提供してくれました。”

【Sufficient】

英語: “We have sufficient funds to carry out the plan.”
日本: “私たちは計画を実行するのに十分な資金があります。”

英語: “There is sufficient evidence to prove his guilt.”
日本: “彼の罪を証明するのに十分な証拠があります。”

英語: “You’ll need a sufficient amount of sleep to stay healthy.”
日本: “健康を維持するためには十分な睡眠が必要です。”

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フォーマルな場合はどれを使うのが適切?

フォーマルな場合では、「Satisfactory」または「Sufficient」がよく使われます。

「Satisfactory」は品質やパフォーマンスが期待を満たしていることを示すため、ビジネスや学術の文脈で使われることが一般的です。

「Sufficient」は必要な量や資源が存在することを示すため、法律やビジネスの文脈で使われることが多い単語です。

まとめ

「Enough」、「Satisfactory」、「Sufficient」はそれぞれが表す「十分な」の程度や文脈を理解することで、より適切な状況で使えるようになります。

「Enough」は一般的な状況、「Satisfactory」は期待を満たす状況、「Sufficient」は必要な程度を表すことを覚えておきましょう。

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