allow / permit の意味は全部「許可する」だけど何が違うのかな?
英語には日本語訳は同じ意味でも、使い方が異なる単語が数多くあります。
(代表例は「食べる」:have、 eat など)
普段これらの単語をなんとなく使っていないでしょうか?
しかしこれらの違いをしっかり認識し、普段から使い分けを意識していないと英語も上達していきません。
(日本語でも敬語の練習をしないと、いつまでも敬語が話せないのと同じイメージ)
今回は同じ日本語訳でも、ニュアンスが大きく異なる allow / permit の違いについて、アメリカ人の同僚のメイソン(Maoson)と徹底的に議論しましたので、世界一分かりやすく解説していきます!
まずは30秒でざっくり違いを理解
こういった同じ日本語訳をもつ言葉の違いを理解するには、何よりイメージが最も大事です。
そのため簡単に図解にしたので、まずは以下の図を見てイメージを掴んでください。
文で覚えてもすぐに忘れてしまうので、とにかくどんな場面で使うかをイメージすることを重視しましょう!
今回の allow / permit も同じ「許す、許可する」という日本語訳になりますが、イメージ(ニュアンス)が異なります。
つまり話し手の感情や使われる場面が大きく異るので、これらのニュアンスを理解することが大事です。
- allow:万能な「許す、許可する」
普段の会話やビジネスなど、あらゆる場面で利用できる優等生 - permit:かなり堅い表現の「許す・許可する」
公共機関や、政府などが「許可する」など、かなり堅い表現で、使う場面を選ぶ。
使い方はallowとpermitは同じです。
allow/permit +O1+O2
allow/permit +O+副詞
このように同じ「許可する」という日本語訳でもその話してのニュアンスが異なることがわかりますね!
普段の友人との会話でpermitを使うと「え!?」と驚いた顔をされますので注意してくださいね。
英英辞典でより正確に理解 (ロングマン英英辞典)
単語の意味を性格に把握するには英英辞典が最も役にたちます。英英辞典での解説も見ていきましょう!
- allow:to let someone do or have something, or let something happen
いろいろな場面で使える、万能な「許す、許可する」というニュアンスですね! - permit: to allow something to happen, especially by an official decision, rule, or law
オフィシャルな表現で、ルールや法律での「許可」という場面で使われることがわかりますね!
例文で使い方の違いを理解
allow:あらゆる場面で使える「許す、許可する」
訳:私の両親はパーティーに行くことは許さなかった。
解説:日常会話ではこのようにallowを使用しますね。permitを使う場合、相当厳しい家のルールがあるようなイメージが連想されます。
permit:かなりフォーマルで、特定な場面で使う[許す、許可する]
訳:喫煙は公共のラウンジでのみ許可されている。
解説:法律やルールに関することはpermitが使われます。
例文はweblio及びロングマン現代英英辞典を参照
まとめ
今回はallow permitの違いを確認しました。英語は日本語訳が同じでも意味が異なるものがたくさんあります。是非違いを理解して使いこなせるようになりましょう。
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