【図解】5分で理解 SWOT分析とは?具体的なやり方まで解説

マーケティング

SWOT分析は4P分析・PEST分析と並んで有名なマーケティング手法の1つです。しかし誤った使われ方をしている場面が大変多く見受けます。ここでは「SWOT分析の概要」「具体的な実施方法」を分かりやすく解説します。またテンプレートも用意しましたので、是非活用してください。

SWOT分析とは?

SWOT分析は「マーケティング戦略を検討する際に用いる手法」で、内部環境(強み・弱み)と外部環境(機会・脅威)を詳細に分析します。

BizChem編集部

この記事では以下について解説します

SWOT分析の概要

・SWOT分析の具体的な進め方

SWOT分析とは?

SWOT分析は自社の「マーケティング戦略を検討する際に用いる手法」です。

具体的にはStrengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)の頭文字を取ったもので、自社の内部環境、外部環境を洗い出します。

そして洗い出した情報に基づき戦略を立案することで、自社の強みを最大限に活かし、更に不足の危機にも対処可能な戦略を生み出すことができます。

SWOT分析の実施方法

SWOT分析の流れ

swot分析とは 概要 

SWOT分析は上記図で示したような2×2のマトリックスを埋める作業です。

詳細な流れは以下の通りです。

SWOT分析の具体的な流れ

1.チームで実施するか個人で実施するかを決める。(チームの場合はブレインストーミング形式)

2.自社の強み・弱みの内部環境を洗い出す。

3.機会・脅威の外部環境を洗い出す。モレや抜けを発生させないため、事前にPEST分析を実施する。

4.モレや抜けがないかを再度確認する。

5.それぞれの項目を組み合わせて、自社の取るべき戦略を考える。例えば自社の「強みの技術」と「これから伸びてくる市場の機会」を組み合わせることで、新市場へ参入するなどがあります。

6.自社の戦略を確定させる。

PEST分析を併用する

SWOT分析は強力なツールですが、洗い出しにモレがある場合、誤った結論、戦略を導く可能性があります。そのため「機会」・「脅威」を詳細に分析するためにPEST分析を行います。PEST分析で挙がった自社にポジティブなことを「機会」、ネガティブなことを「脅威」に当てはめることで抜け、モレを防ぐことができます。

SWOTの各項目の洗い出し

S=強み 内部環境

自社の特に優れている点・競合他社と差別化できる点を洗い出します。ここでの強みは技術だけでなく、製造プロセス、人材、教育制度、材料調達等、あらゆる観点での強みを検討します。

特に技術に強みを持つメーカーなどは、技術の棚卸しを行い、自社技術の強みを詳細に把握しておく必要があります。ここでは技術と棚卸しと呼ばれる作業を実施します。

W=弱み 内部環境

自社の弱み・他社に劣る点を洗い出します。挙げにくい点もあるとは思いますが、全てを洗い出すことで、価値のある分析が可能になります。弱みについても、強みと同じで、人材、教育制度等、あらゆる観点で検討します。

また市場、顧客目線で弱みは何か?と考えることで、複数の観点から自社の弱みを洗い出すことができます。

T=機会 外部環境

機会は自社にとっての追い風やチャンスのことです。この機会はあくまで外部要因由来のものです。例えば自社が展開している市場が、政治や社会問題の観点から急速に伸びてくる等があります。

このようなチャンスを見つけて活用することが自社の存在感や売上を大きくすることに繋がるため、小さな機会でも挙げることが重要です。またここでの機会は政治や社会問題だけではなく、ライフスタイルの変化、新しいテクノロジーの発展なども含まれます。

T=脅威 外部環境

市場ニーズの変化、人材不足、環境規制等、外部環境の脅威を洗い出します。脅威を洗い出すことで、今後の対策を検討することができます。

また実際に製品を開発、導入した際にどのような脅威が起こるかをイメージすることが重要です。例えば新規で開発したものが、環境規制で販売できない、といった問題が起きた場合は自社にとって大きな痛手になります。

分析例:AMAZON

swot分析 例 AMAZON 具体例

AMAZONのSWOT分析の例をしました。上記の例は簡易的なものです。

もう一度の流れをおさらいすると以下の通りです。

SWOT分析の具体的な流れ

1.チームで実施するか個人で実施するかを決める。(チームの場合はブレインストーミング形式)

2.自社の強み・弱みの内部環境を洗い出す。

3.機会・脅威の外部環境を洗い出す。モレや抜けを発生させないため、事前にPEST分析を実施する。

4.モレや抜けがないかを再度確認する。

5.それぞれの項目を組み合わせて、自社の取るべき戦略を考える。例えば自社の「強みの技術」と「これから伸びてくる市場の機会」を組み合わせることで、新市場へ参入するなどがあります。

6.自社の戦略を確定させる。

SWOT分析の目的は最終的に自社の戦略を立案することにあります。そのため項目を埋めて終わりではなく、洗い出した情報を精査したり組み合わせることで戦略を確定させることが最も重要です。

まとめ

今回はSWOT分析について解説しました。SWOT分析はシンプルですが戦略立案に優れたツールです。今回の流れを確認して是非自社に対して実施してください。

コメント