英語には日本語訳は同じでも、使い方が異なる単語・表現が数多くあります。
今回は日常会話でも頻繁に登場する、「にもかかわらず」を表す、「in spite ofとdespite」の違いについて解説します。
英語の上達にはこういった表現のニュアンスを理解することは重要ですので、是非参考にしてください!
わかりやすさと情報の情報の正しさを追求するため、アメリカ人の同僚と議論した上で執筆しています。
「Despite」と「In spite of」の違いを1分で理解しよう!
「Despite」と「In spite of」はどちらも「〜にもかかわらず」という意味です。
そして実は、これら2つの表現には特筆すべき大きな違いはありません。
「Despite」は1つの単語で、「In spite of」は3つの単語です。
基本的にはその違いだけで、どちらの表現も「~にもかかわらず」という意味を持っており、同じように使うことができます。
英語の例文を使ってこの違いを理解しよう
例文1:
“Despite the rain, they went out for a walk.” (雨にもかかわらず、彼らは散歩に出かけた)
“In spite of the rain, they went out for a walk.” (雨にもかかわらず、彼らは散歩に出かけた)
例文2:
“Despite studying for months, Monica did not pass the state’s bar exam.”(数ヶ月間勉強したにもかかわらず、モニカは州の弁護士試験に合格しなかった)
“In spite of studying for months, Monica did not pass the state’s bar exam.”(数ヶ月間勉強したにもかかわらず、モニカは州の弁護士試験に合格しなかった)
例文3:
“He suddenly felt hot, despite the freezing weather.”(凍てつくような天候にもかかわらず、彼は突然暑さを感じた)
“He suddenly felt hot, in spite of the freezing weather.”(凍てつくような天候にもかかわらず、彼は突然暑さを感じた)
このようにin spite of と despite は同じように使用することができます。
ビジネスやフォーマルな場合ではどれを使うのが適切?
ビジネスやフォーマルな場面ではどちらも使用できますが、「despite」は一語であるため、より短くて簡潔な選択肢と言えるでしょう。
しかし、「in spite of」を使うことに何も問題はありません。
また、「despite」の後ろに「of」をつけることはありません。そのような場合は、「in spite of」を使用しましょう。
その他の似た英単語を紹介
これらの表現と同じ「〜にもかかわらず」という意味を持つ他の単語や表現には、「even though」、「notwithstanding」、「regardless of」などがあります。
まとめ
「Despite」と「In spite of」は同じ意味を持ち、互換性があります。
どちらの表現も「特定の要素に影響されずに」という意味を持っています。
そのため、どちらを使用するかは主に文体や好みによると言えるでしょう。
「Despite」は一語なので、より短く簡潔な選択肢となります。
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