【3分で企業研究】カネカってどんな会社?気になる年収・採用について

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カネカは機能性樹脂・塩ビ・合成樹脂など幅広い事業を展開する化学メーカーです。

平均年収は700万以上の優良企業です

  • 総合科学メーカーに魅力を感じてる!
  • 就活、転職でカネカを受けようか悩んでる

そんな、就活生・転職活動中の方に向けて「簡単にわかりやすく企業研究」できる様に情報をまとめました。

カネカのここがポイント

1949年に鐘淵紡績から分離し、塩ビ樹脂を出発としています。現在は機能性樹脂・塩ビ・食用油脂類・医療・機能性食品素材・合成繊維など幅広い分野に展開。100%植物由来の生分解性ポリマーPHBHが、コンビニなどでストローやパッケージ用途として需要が急増。環境配慮型の経営に尽力しています。

私自身も利用した、最もおすすめの転職エージェントは以下の2社です!

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カネカの概要

カネカの会社情報

カネカの基本的な会社情報を以下に示しました。

社名株式会社カネカ(英文名称 KANEKA CORPORATION)
設立1949年9月1日
本社東京本社
〒107-6028 東京都港区赤坂1-12-32(アーク森ビル)
大阪本社
〒530-8288 大阪市北区中之島2-3-18(中之島フェスティバルタワー)
資本金330億46百万円(2022年3月31日現在)
社員構成従業員数 (連結) 11,335名  (単独) 3,472名 (2022年3月31日現在)

カネカの採用情報

上述した通り、カネカは平均年収700万円超えの魅力的な企業です。有給取得日数も高く、残業も少なめで、非常にホワイトな企業です。

採用人数(修士・大卒)36人
有給取得年平均12.6日
平均年収(平均43歳)734万円
残業(月平均)14.4h
初任給(博士)272,000円
初任給(修士)240,400円
初任給(大卒)224,000円

以下の記事では現役研究職の筆者が「実体験を基におすすめの転職エージェント」を紹介しています。転職にお悩みの方は是非参考にしてみて下さい。
化学系おすすめ転職エージェント・サイト7選|徹底比較

カネカの経営戦略

生分解性バイオポリマーGreen Planet(PHBH)の展開を加速

出典:カネカ_統合レポート2021

プラスチックによる環境汚染が大きな問題となっている中、日本では2022年4月にプラスチック資源循環促進法が施行されました。これにより使い捨てプラスチックの削減が義務化されます。

カネカのGreen Planet(PHBH)は植物油などのバイオマスを原料にし、微生物発酵プロセスによって生産できるプラスチックです。自然界の微生物により分解される生分解性も併せ持っています。

更に、汎用プラスチックと同様の機能を持っているので、使い捨てプラスチックからGreen Planetへの切替が期待できます。

セブンイレブンやファミリーマートでは、ストローに使用。伊藤園の「お~いお茶」の紙パック、大手ホテルのアメニティなど使用用途は拡大してきています。

感染症の課題を解決する ソリューションの提供を拡大

出典:カネカ_統合レポート2021

世界的な課題である新型コロナウイルスなど感染症対策の研究開発を進める「インフェクション研究チーム」を立ち上げ。 PCR検査キット・PCR検査試薬・DNAワクチン中間体の製造・治療薬中間体の供給など、新型コロナウイルス感染症問題の課題解決を目指し、幅広く取り組んでいます。

また、カネカの定温輸送ソリューション素材であるTACPackは幅広い温度帯で輸送対象物の定温維持が可能な製品です。そのため、ワクチンを安全に運ぶことができるため、新型コロナウイルスワクチンの接種のために、政府・地方自治体で採用されました。

TACPackワクチンの輸送だけでなく、医療機器・PCR検査キット・化学品・精密機械・細胞など多種多様な製品の輸送に使用されています。

〇「北海道から世界を健康にする」新たな挑戦がスタート

出典:カネカ_統合レポート2021

カネカは2017年に北海道の事業を統括する株式会社カネカ北海道を設立しました。以降、循環型有機酪農事業の展開・先端医療拠点新設決定など、地域性を生かした特色ある事業を展開しています。

付加価値の高い有機生乳の生産・酪農現場の省力化・飼料の自家栽培など生産性向上に注力しています。カネカでは人・乳牛・環境に配慮した持続可能な循環型の有機酪農を目指しています。

〇カーボンニュートラルへの取り組み

出典:カネカ_統合レポート2021

カネカは2050年までにカーボンニュートラル実現を目指し、まずは2030年にGHG排出量30%削減を目標にしています。

そのため、カネカは技術開発体制を強化して、DX技術とカーボンニュートラル実現に必要な技術開発を融合することで、取り組みを加速しています。また、自社の太陽電池を積極的に使用して、GHG削減に努めています。

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