「化学系研究職」これで受かる!転職ロードマップ・実体験

キャリアアップ

化学系メーカーはホワイトな会社が多く、人気の高い転職先です。大手の化学メーカーだと年収1000万以上も決して夢ではありません。

  • 化学系に特化した転職アドバイスが欲しい!
  • 化学系の転職は何から始めればいいの?
  • 一般の転職と研究職の転職に違いはあるの?

そんなお悩みの方必見!現在業界最大手の研究職に配属している筆者が、実体験を基に転職の進め方をわかりやすく解説します。

この記事を書いた人

中堅化学メーカーで製造・研究開発・営業を経験。営業期間が長く、研究開発に戻りたいという思いから転職活動を開始。業界最大手の化学メーカーへ転職し、年収300万以上アップに成功しました。私の経験を基におすすめサービスをご紹介します。

まずは転職の準備

転職スケジュール

転職する希望の条件にもよりますが、平均的な転職期間は「3〜6ヶ月程度」と言われています。

これは、化学業界への転職についても、大きな違いはありません。しかし、直接化学業界を担当しているエージェントからの情報では、近い業種への転職や、研究職→研究職など条件がマッチする場合、時期はより早まる傾向にあるようです。

一般的な転職のスケジュール

一般的な転職のスケジュールを示しました。初めに、「転職サイトへの登録」が第一ステップです。そこから、転職業界の「情報収集」や「履歴書・職務経歴書」などの書類作成が必要になります。

その後、「求人応募」して、「適正検査→面接」の流れになります。内定が出れば、そこから「内定承諾」、「退職交渉→業務引き継ぎ→退職」となります。

以下の記事では、「より詳しい転職スケジュールの内容」・「筆者が実際に体験した転職スケジュール」を載せています。是非参考にしてください。

転職エージェントへの登録

転職エージェントがおすすめな理由

転職活動を通して、私は全ての社会人が転職サービスに登録すべきだと感じています。実際、転職後の現在も私は転職サービスに登録しています。

全ての社会人が転職サービスを利用すべき理由

その主な理由は以下の3点です!

  • 自分の市場価値を知ることができる
  • 自分の会社を客観視できる
  • 年収アップの1番の近道

そして、転職サービスの中でも「転職が初めての方」に最もおすすめなのが転職エージェントです。転職エージェントはサイトに登録さえすれば、何から始めれば良いかを「一から丁寧に」教えてもらえます。

エージェントによっては「理系出身」の方や「化学業界に強い」方も居ます。私の場合も化学系出身の方が対応してくださったので、意思の疎通が非常にスムーズでした。

おすすめ1位はリクルートエージェント

おすすめ度:★★★★★
公式サイト:https://www.recruit.co.jp/

リクルートエージェント転職エージェント業界でもNo1の実績を持っています。求人数が非常に多く、独占求人も多数あります。

私も実際にリクルートエージェントで転職に成功しました。エージェントの方が化学系出身と言うこともあり、業界の内情に詳しく的確なアドバイスをもらえました。

職務経歴書の作成・面接対策・年収アップのコツなど、様々な面でサポート頂けたのも有り難かったです。業界最大手と言うだけあり、様々なジャンルの優秀な専門のエージェントが在籍しています。

まずは無料で会員登録!

転職エージェントの詳しいランキングについては以下の記事に記載しています。筆者の実体験も載せていますので、是非参考にしてください!

転職活動は在籍中or離職後どちらが良い?

リクナビNEXTが実施した、転職成功者へのアンケートでは「会社に在籍しながら転職活動した人」は63%という結果が出ています。在籍しながらの転職活動の方が多い結果です。

個人的にも「在籍しながらの転職活動」をおすすめしています。会社を辞めていると、面接などの自由は効きますが、金銭面や社会へ属していないなどの不安から、焦りが生じてしまいます。

焦った結果、内定の出た会社に飛びついてしまい「本当に望んだ転職ではなかった」と言った事態にもなり兼ねません。

そのため、もし今の会社が「辛くてどうしても辞めたい」という訳でないなら、もう少し頑張って在籍してみるのをおすすめします。

point

私自身も転職活動は「在籍しながら」でした。現在の会社に内定が決まる前に、1社受かっていたのですが、もしも離職した状態で転職活動していたらその会社に行っていた可能性が多いと思います。焦りから冷静な判断ができなくなることも多いので注意しましょう。

書類作成

職務経歴書を完成させよう

転職活動をする上で非常に重要なのが「職務経歴書」です。職務経歴書は「あなたがどんな会社に所属し、どんなスキル・経験を得たかを詳細にまとめた書類」のことです。

職務経歴書は書類選考の合否を左右するだけではありません。面接の際も、職務経歴書の内容に沿って面接が進められることがほとんどです。

そのため、職務経歴書の完成度が高ければ、それほど内定率はアップします。

point

転職エージェントを利用していて、職務経歴書の完成度が高ければ「企業スカウト」が来るようになります。「企業スカウト」からの求人を受けると、より選考の通過率も上がります。私自身も内定は全て企業スカウトからだったので、やはり職務経歴書の作成には力を入れることをおすすめします。

職務経歴書を書く上でのルール

実は、職務経歴書には履歴書のような決まったフォーマットはありません。Excelなどで自身で作成することもできますし、最近では転職サービスのサイトで無料でフォーマットをダウンロードできます。

職務経歴書を書くときのポイントは以下の通りです。

  • 見やすいレイアウト
    見出しや表を使いわかりやすくします。A4で1〜2枚程度が一般的です。職歴が多い人でも3〜4枚程度までにおさえましょう。
  • シンプルで読みやすい文章
    文章は長くなりすぎないようにしましょう。可能なところは箇条書きで簡潔にまとめます。
  • 分かりやすいキーワード
    興味を惹けるような経験・知識・能力を意識して簡潔に。伝わり難いような専門用語はシンプルな言葉に置き換え可能か心がけましょう。
  • 数字を使って具体的にする
    仕事の実績を表すのに分かりやすいのが数字です。例えば「開発した製品の売り上げが好調」よりも「開発した製品が年間10,000万円の売り上げ」の方が具体性があり、文章の説得力も増しますよね。
  • 具体的なエピソードを盛り込む
    あなたの成果や、あなたが困難などに対し「どの様に考え」「どの様に乗り越えた」かを伝えるには、具体的なエピソードが欠かせません。自己PRなどの場合、具体的なエピソードを交えることで、内容の説得力が増すのと同時に、あなたの人間性も伝わります。

以下のページでは「職務位暦書の書き方のコツ」や「私が使用した職務経歴書を公開」していますので、是非参考にしてみてください。

魅力的な自己PRを作ろう

自己PRはあなたの「得意分野」、「企業にどのように貢献できるか」をアピールする項目です。あなたを採用することで、企業側がどの様なメリットがあるかを示せるように心がけましょう。

「キャリアの棚卸し+共通点」を見つける

そうは言われても、自己PRを作るのは中々難しいのが現実です。そこで、まずはあなたがこれまで「どの様な経験・強みがあるか」を整理しましょう。

そして、そのあなたの経験・強み」と「応募したい企業」に共通点があるかを考えましょう。最初に「キャリアの棚卸し+共通点」を見つけることが大切です。

特に研究職の場合、類似した分野の研究を経験していれば転職に非常に有利です。更に、魅力的な自己PRが加われば大幅に内定率もアップです。

自己PRを書く上での基本的なポイント

文章を書く上での基本的なポイントは上記の「職務経歴書を書く上でのルール」と同じです。

自身の経験・強み・スキルを理解した上で簡潔にまとめる様にしましょう。詰め込み過ぎはNGですので注意してください。

受かる自己PRを書くコツ

基本的なポイントを理解した上で、いよいよ実際に自己PRを作っていきます。

「協調性」、「責任感」、「行動力」、「計画性」など、人によって強みは様々だと思います。あなたの強みを軸に、以下の様な内容も併せて盛り込むことができれば、自己PRの魅力が更に上がるはずです。

  • 主体性・行動力
    不具合などに対して、あなたがどのように考え、どのように乗り越えたか。自主的な提案や行動した内容を書けると企業側からの印象も良くなります。
  • コミュニケーション能力・チームワーク
    研究職においてチームワークは非常に重要です。1つの製品を開発するにも、営業や生産などとの連携が欠かせないためです。他部署や社外と連携して開発を進めたなどの経験が書ければ印象アップです。
  • マネジメント能力・リーダーシップ
    転職する年齢にもよりますが、企業側は最終的には管理職の様な、マネジメントをする立場の人材になって欲しいと考えています。後輩の育成経験や、プロジェクトリーダーの経験などが書ければ印象アップです。既に管理職であれば、その経験を書きましょう。

以下の記事では、実際に「筆者が使用した自己PR」 「自己PRの解説」を載せています。

求人応募

上記でおすすめした転職エージェントを利用すれば、簡単に求人応募をすることができます。

実際に応募を始めてみると「平均何社受けて、どのくらい受ければ受かる」かが気になるのではないでしょうか。

転職活動の平均応募社数

以下のデータによると、転職活動の平均応募者数は全年齢で8.4社です。また、年齢別にみると、どうしても年齢が上がるにつれて応募者数が増える傾向にあることが分かります。

出典:https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/naiteisha/

しかし、化学系の研究職のような専門職は、経験や知識を重宝する場合も多く、必ずしも年齢が高いからと言って不利になることばかりではありません。

私の会社は業界大手の化学メーカーですが、20〜50代まで転職者は幅広くいます。そのため、年齢で諦めず、この記事を参考に転職活動を頑張ってみて下さい。

一般的な選考通過率

平均応募者数を知ったところで、実際の選考が「どの程度の割合で通過できる」かを知りたいのではないでしょうか。以下に、通常の選考フローと通過率を示しました。

一般的な転職における選考通過率は、書類選考→一次面接→最終面接までがそれぞれ30%程度。最終面接を通過して内定がでるのが50%程度と言われています。

おおよそですが、書類選考を22社、面接を6社程度受けて、内定1社獲得です。あくまでも平均的な通過率なため、業種や時期にもよります。

一般的な選考通過率

複数社同時に応募した方が良い?

1社ずつ応募してしまうと、落ちてしまった時に毎回振り出しに戻り、転職期間が長引いてしまうといった危険があります。

また、1社だけに狙いを定めていると、落ちてしまった時のショックと、モチベーションの維持も難しいです。

逆に複数社受けていれば、万が一落ちてしまっても「次がある」と気持ちの切り替えができるようになります。また、複数社受けていれば、自分の自己PRの感触なども確かめられるので、おすすめです。

私自身は、前職よりも良いところがあればと思い、少し気長に転職活動をしていました。ですが、書類関係が完成して以降は、やはり2〜3社程度は同時並行していました。

point

新卒時の就職活動では、面接は最終を含め3回程度の印象があるのではないでしょうか。転職活動の場合では上記のような、一次面接→最終面接といったパターンが多いです(中には面接1回で内定がでることも)。また、最終も就職活動の際は社長が出てきますが、転職活動の場合の多くは、実際に所属する部門の部長が面接をします。

面接対策

転職における面接の質問内容はある程度のパターンが決まっています。そのため、質問のパターンをしっかり抑えた上で面接に臨むようにしましょう。

主な面接の流れ

面接で聞かれる主な内容は以下の5つです。定型的にほぼ確実に聞かれる質問なので、しっかり対策する様にしましょう。

  • 自己紹介・経歴(あなたの略歴やスキルについて簡潔に説明)
  • 転職理由(ネガティブな内容はポジティブに変換)
  • 志望動機(研究にマッチした志望動機なら内定率もアップ!)
  • 自己PR(研究に絡めたあなたの強みをアピール!)
  • 逆質問(必ず質問はする様にしましょう)

それぞれの質問について掘り下げてご説明致します。

上記の職務経歴書の内容と重複する部分もあるかもしれません、文章の丸暗記ではなく、言葉で伝えられる様に、しっかりと準備しましょう。

自己紹介・経歴

あなたの略歴やスキルについて簡潔に説明します。長くなりすぎない様に1分程度にまとめるのが基本です。長くても3分以内に抑えましょう。

面接企業への意欲を一言添えられると印象もアップです。

転職の理由

企業側が転職の理由を聞く理由は「転職する理由が自社で改善可能か」「また同じ理由で辞めることにならないか」を確認したいからです。せっかくマッチしていると思い、採用しても、同じ理由で早期に辞められてはお互いに損をすることになります。

転職の理由はネガティブな理由であっても「ポジティブに言い換える」ようにしましょう。在籍する会社の悪口や愚痴になってしまうと、あなたの印象が悪くなるので注意が必要です。

しかし、嘘をついたり建前をいう必要はありません。客観的に聞いて納得できる質問であれば正直に答えても大丈夫です。その上で、キャリアップなどを目的としたポジティブな結論に結び付けることが重要です。

また、志望動機に繋がるような転職理由であれば、あなたの転職の熱意・説得力が増すのでおすすめです。

志望動機

企業側がどれだけ「応募に対する熱意」があるか、「志望の理由が自社とマッチしているか」を確認するために質問します。

「会社の強み」「会社で何をしたいか」をしっかり調べ、キャリアプランを考えることが重要です。その上で、あなたの経歴と会社でやりたいことがマッチしていれば志望動機も作りやすいと思います。

また、企業研究をしっかり行い「なぜその会社社じゃないといけないか」を明確に伝えることまで出来れば内定率も大幅アップです。

自己PR

上記の自己PRの内容と重複しますが、大事な内容なのでもう一度書きします。

自己PRはあなたの「得意分野」、「企業にどのように貢献できるか」をアピールする項目です。あなたを採用することで、企業側がどの様なメリットがあるかを示せるように心がけましょう。

自己PRをする上で重要なのは、自身の経験・強み・スキルを理解した上で簡潔にまとめることです。詰め込み過ぎはNGですので注意してください。

研究職の場合は、実際の研究を通して困難などに対し「どの様に考え」「どの様に乗り越えた」かを具体的に伝えられる様にしましょう。キャリアの転職の場合、研究内容については深い内容まで質問されます。自身の研究内容についてしっかり答えられる様にしましょう。

逆質問

面接の最後には、面接官から質問したいことについて聞かれます。この質問をすることで「自社への入社意欲」や「改めてお互いがマッチしているか」を確認したいと考えています。

質問は必ずするように心がけましょう。入社意欲が無いと思われかねません。

ただし、待遇や福利厚生ばかり質問するのも避けましょう。あなたの入社意欲を示す、最後のアピールポイントとして、望むようにすると印象もアップです。

もちろん、要望にマッチすることが大切なので、福利厚生などについて、本当に聞きたいことはしっかり聞いても大丈夫です。

以下の記事では、上記の必須5つの質問の他に「筆者が実際に面接で聞かれた質問」も併せてまとめています。是非参考にしてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。転職の準備から面接までについて「筆者の体験」を交え解説させていただきました。

この記事を参考に、着実に対応をすれば大手化学メーカーへの転職も夢ではないはずです。まずは転職エージェントへの登録をして、書類を完成させることを心がけましょう。

この記事が少しでもあなたの転職に役立てば幸いです。

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