【3分で企業研究】富士フィルムってどんな会社?気になる年収・採用について

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富士フィルムは平均年収900万円越え(平均43歳)の超優良企業です。化学業界における「他社牽制力ランキング」でも11年連続で1位を獲得しています。

  • 富士フィルムに就職・転職したい!
  • 化学メーカーに興味がある!

そんな、就活生・転職活動中の方に向けて「簡単にわかりやすく企業研究」できる様に情報をまとめました。

富士フィルムのここがポイント

かつて収益源だった写真フィルムの需要が激減したことで、業界の転換を断行しました。医療画像や液晶用フィルムなどを展開し、液晶用フィルムは世界シェア7割を誇ります。
医療分野では癌治療薬やIPS細胞関連、バイオ医薬品分野に力を入れています。新型コロナ治療薬として話題になった「アビガン」なども手掛けています。

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富士フィルムの採用情報

上述した通り、富士フィルムは平均年収900万円超えの魅力的な企業です。有給取得日数も高く、残業も少なめで、非常にホワイトな企業です。

採用人数(修士・大卒)108人
有給取得年平均12.8日
平均年収(平均43歳)900万円
残業(月平均)19.8時間
初任給(博士)288,300円
初任給(修士)263,600円
初任給(大卒)235,000円

以下の記事では現役研究職の筆者が「実体験を基におすすめの転職エージェント」を紹介しています。転職にお悩みの方は是非参考にしてみて下さい。
化学系おすすめ転職エージェント・サイト7選|徹底比較

富士フィルムの事業内容

出典:富士フィルム 統合報告書2022

かつて収益源だった写真フィルムの需要が激減したことで、業界の転換を断行しました。BtoBビジネスに事業の重点を移行し、医療画像や液晶用フィルムなどを展開。中でも、上述の液晶用フィルムは世界シェア7割を誇ります。

親会社の富士フィルムHDは、2008年に富士山化学工業を買収することで製薬業界に本格的に参入しました。現在は癌治療薬やIPS細胞関連、バイオ医薬品分野に力を入れています。新型コロナ治療薬として話題になった「アビガン」なども手掛けています。

2017年には試薬大手の「和光純薬」、2021年には「日立製作所の画像診断機器事業」を買収

ヘルスケア

出典:富士フィルム 統合報告書2022

富士フイルムは独自の画像処理技術やAI技術を生かすことで、X線画像診断・内視鏡・超音波診断・体外診断(IVD)・医療ITソリューションなど幅広い領域で展開しています。

また、上述した通り、2021年には日立製作所の画像診断関連事業を承継した、富士フイルムヘルスケアがグループになりました(CT・MRIなどが主力)。

医用画像情報システム(PACS)「SYNAPSE」は世界でもトップシェアを誇ります。更に各製品群を連携させることで、世界の医療への貢献に推進しています。

出典:富士フィルム 統合報告書2022
  • バイオCDMO事業
  • ライフサイエンス事業 (創薬支援、細胞治療薬プロセス開発・製造受託)
  • 医薬品事業
  • コンシューマー ヘルスケア事業

ライフサイエンス事業では、積極的なバイオ医療領域への事業推進により、製薬業界を支援しています。創薬支援分野では、「iPS細胞を中心とする細胞」「培地」「試薬」 をグローバルに供給・販売しています。

細胞治療薬分野では、提携パートナーと治療製品の開発を加速させると同時に、開発・製造受託ビジネスを推進しています。

マテリアルズ

出典:富士フィルム 統合報告書2022

マテリアルズでは、AI・IoT時代に必要な通信機器、センサー、次世代ディスプレイなどに向けた高機能材料や、グラフィックコミュニケーションの製品・サービスを提供。以下に示す様な多種の事業展開をしています。

  • 電子材料事業
  • ディスプレイ事業
  • 産業機材事業
  • ファインケミカル事業
  • 記録メディア事業
  • グラフィックコミュニケーション
  • インクジェット 事業

5Gや自動車の自動運転、DXの加速などにより半導体需要は益々伸びています。そういった背景から、半導体の高性能化に必要な材料の開発や、安定供給が課題となっています。

ディスプレイ事業では有機EL向け材料が非常に高いシェアを維持しています。更に、車載用ディスプレイ等のような機能性材料の新規用途が拡大してきています。

ビジネスイノベーション

出典:富士フィルム 統合報告書2022

ビジネスイノベーションは、オフィスソリューション事業とビジネスソリューション事業の2つの事業で構成されています。

オフィスソリューション事業は複合機・プリンターなどのオフィス機器・消耗品を提供。ビジネスソリューション事業はシステムインテグレーションやクラウドサービス、複合機管理ソリューションなど、 ユーザーのDX・働き方改革への課題に貢献する事業です。

富士フィルムビジネスイノベーションは2021年4月に社名変更しました。富士フィルムとの共通基盤等の相互利用を進め、効率的な開発生産やグローバルでの事業展開を推進しています。

2022年7月には「デバイステクノロジー事業本部」を設立。デバイステクノロジー事業本部は研究開発を含む複合機・プリンターの全体戦略立案・推進機能を担っています。

競争力のある複合機・プリンターを開発し、OEM供給を含めグローバル展開を迅速に進めています。

イメージング

出典:富士フィルム 統合報告書2022

イメージングは、コンシューマーイメージング事業とプロフェッショナルイメージング事業で構成されています。コンシューマー事業では、馴染みのあるようなカラーフィルムやインスタントフォトシステム、プリント機器、写真プリントサービスなどを提供

プロフェッショナルイメージング事業では超高画質の「GFX シリーズ」や小型・軽量・高画質の「Xシリーズ」などのハイエンドミラーレスデジタルカメラ、放送・シネマ用レンズ、監視・工業 検査用レンズ、プロジェクター、デジタルサイネージなどを提供しています。

インスタントフォトシステムやミラーレスデジタルカメラなど、魅力的な新製品を展開しています。また、「プリントデイズ」のような写真プリントの価値を伝えていくキャンペーンを通して写真プリント需要の活性化を狙っています。

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