【化学メーカー研究職】1日のスケジュール!転職・就活生の方へ(現役開発職のリアルな体験)

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メーカー研究職への就活・転職を考えている人へ。

・研究職ってどんな1日を過ごしてるの?

・研究職ってどんな仕事?

・残業時間は多い?

就活中や・転職前だと「研究職がどんな1日を過ごしているか」イメージはつきにくいですよね。

Ryota
Ryota

私自身のリアルな体験談をご紹介!

この記事では、現役で化学メーカー研究職で働く私が、1日のスケジュールをできるだけわかりやすく紹介します。

そうは言っても、毎日同じ仕事の繰り返しと言うわけではありません。

そのため、先に1ヶ月の大まかなスケジュールをご説明。

その後に1日のスケジュールを「入社1年目」「入社4年目の現在」について実験メインの日デスクワークや打ち合わせがメインの日出張メインの日に分けてご説明します。

RYOTA

34歳化学メーカー研究職。製造・営業・研究開発を経験。『研究開発に戻りたい』という思いから転職活動を開始。中堅化学メーカーから業界最大手へと転職し、300万以上の年収アップに成功。

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自身の体験を基に転職やキャリアに関わる情報を発信中。

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1ヶ月の大まかなスケジュール

ある月の大まかなスケジュールを図に示しました。

1ヶ月のスケジュール

平均すると「実験メインの日」が週に3〜4日程度「デスクワーク・打ち合わせメインの日」がおおよそ2〜3日程度です。

私の会社では、月初〜中旬にかけての方が、会議などが少なく集中して実験を行えます。

そのため、できるだけ序盤に実験を入れるようにしています。

Ryota
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本当は実験をもっと多く入れたいですが、お客さん対応・打ち合わせなど、なかなか時間が取れなくなってきます。

研究職でも毎日実験って訳ではないんですね。

出張はどのくらい?

出張は平均すると3〜4日程度だと思います。

年に1〜2回程度は海外出張もあり、研究職としては少し出張は多めかもしれません。

Ryota
Ryota

私は地方に住んでいるのですが、東京に出張することが多いですね!

コロナ以降は、WEBでの打ち合わせも増えてきました。

会議はどのくらい?

会議は月に2〜3回程度、月に1回は月例報告会があります。

Ryota
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1ヶ月の成果・進捗を報告する場ですね。

私の部署は月例報告会が丸1日あるので長いです。

後は、工場なので安全に関する会議が半日程度。

大企業の特徴でしょうが、会議はもう少し減らしたいものですね。

テレワークはありますか?

私の会社はいつでもテレワークはOKです。

そのため、上記のスケジュールでデスクワークが中心の時など、月に何回かはテレワークをしています。

テレワークで通勤時間を節約できるのはいいですね!

化学メーカー研究職の1日スケジュール

Ryota
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ここからは実際に1日のスケジュールを紹介します。

就活生の方もイメージが付きやすいように、私の1年目のスケジュールから紹介しますね!

1年目の1日スケジュール

1年目はとにかく業務・実験に関わる機器の使用方法を覚えることに集中して仕事をしていました。

1日の仕事例を示します。

1年目のスケジュール

1年目は今よりも会社の近くに住んでいたため、起床は遅めでした。

最初の頃は基本的に先輩社員に付いて、実験を教わることが多かったです。機器の使用方法を聞きながら、メモを取り、わからないことがあれば質問をします。

2〜3ヶ月程度から、徐々に簡単な実験を担当するようになりました。現在よりも打ち合わせは少なめで、上のスケジュールのように実験に専念することができていました。

Ryota
Ryota

新入社員の方々にもしも助言をするならば「時間があるうちに、たくさん実験作業をする」ことをおすすめしたいです。

この時期にできることの幅を増やすことはとても大事なことです!

1年目の残業時間は?

残業時間は10〜15時間程度、決して多くはないかなと思います。

定時後に少しデスクワークをして帰るようなスタイルで仕事をしていました。

1年目のプライベートは?

1年目は仕事に余裕もあり、家に帰って食事をした後も自由時間は2〜3時間程度はありました。

もちろん、定時に帰れることも結構ありました。

定時退社後に先輩や同僚と飲みに行ったりする日もありました。

4年目:実験中心の1日スケジュール

4年目に入り、チームリーダーになったことで仕事は増えました。

4年目:実験中心の1日スケジュール

1年目より家が離れたため、起きるのは少し早めです。また、1年目より業務量も増え、同じ働き方では仕事が回らなくなってきたので、早めに行ってデスクワークするようにしています。

デスクワークは実験関連だけではありません。メール対応・社内報告資料や、お客さん向けの資料作成などの仕事も含まれます。

業務量は増えていますが、できるだけ実験は自分で手を動かすように心がけています。

いくつかのテーマを抱えているため、1つのテーマだけを重点的に取り組むことが難しいため、1テーマにかける実験の時間は減ってきています。

しかし、1年目と比べると、効率よく実験ができるようになったと感じます。

知識が深まり、テーマに対する解像度が上がったことで、少ない実験時間で、以前より良いアウトプットができるようになったと感じています。

4年目現在の残業時間は?

しかし、業務量は以前よりも格段に増えているため、残業時間は多くなりました。

残業はおおよそ25〜30時間程度です。

Ryota
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就活生の方に堂々とは言えませんが、休日にパソコンを開いて少し作業をするような時もあります。

テーマの数も増え、社内・社外報告に必要な資料作成も増えたためです。

休日とのメリハリをつけたいので、デスクワークの効率化は現私の在の課題かなと思います。

4年目現在のプライベートは?

入社1年目の頃と比べると、夕食以外で取れるプライベートな時間は1〜2時間程度になりました。その時間を勉強に費やすこともあれば、テレビ鑑賞などでダラダラと過ごすこともあります。

最近は業務で英語が必要になり、オンライン英会話をしています。

また、1年目と比べて通勤時間が伸びたため、移動時間を有効活用するようにしています。通勤中に英語を聞いたり、読書をしています。

4年目:会議・デスクワークがメインの1日スケジュール

上記したように、4年目でチームリーダーとなり、社内会議やお客さんと会う機会も増えました。

4年目:会議・デスクワークがメインの1日スケジュール

この日は10時から、重点テーマを進める上での打ち合わせを営業を交えて行いました。重点テーマの開発状況と今後どのように進めるかの擦り合わせを行いました。

Ryota
Ryota

できるだけ打ち合わせ・会議の時間は短くしたいのですが、どうしても時間がかかることはあります。

また、午後からは別件の来客があり、来客対応をしていました。就活生の方は意外に思われるかもしれませんが、研究所でも来客で打ち合わせをする機会などは意外に多いです。

その後、あまり時間が掛らない、測定などの実験をしていました。

後は、定時後にデスクワークをこなして1日が終わりです。

中堅に近づくにつれ、研究以外の業務は増えてきます。就活生の方も、そのことは念頭に置いておいた方が良いと思います。

若手で時間があるうちに、実験作業をたくさんした方が良いということですね!

4年目:出張の1日スケジュール

お客さんのところに訪問する機会も増えました。この日は東京出張でした。

4年目:出張の1日スケジュール

私は地方に住んでいるため、東京に行くにも2~3時間程度かかってしまいます。そう言った日はテレワークを活用しながら、出張をすることもあります。

この日は朝のうちに少しテレワークをして、それから出発しました。

移動中はその日の打ち合わせの準備や、メールチェックをする時もありますし、疲れていれば休憩して過ごすこともあります。

この日は打ち合わせ後に、営業に誘われたので、東京駅まで移動して一杯のみました。

帰宅後は疲れていたので、そのままテレビ鑑賞やダラダラして過ごしました。

テーマが進む&増えれば関わる人が増えます。それに伴い、打ち合わせ・出張の回数も増ええてきます。

まとめ

研究職の1日スケジュールをご紹介しました。

1年目と比べて関わる人・テーマが増えて忙しくなってきました。就活生の人は「残業が多いな」とか「プライベートな時間がほとんどないな」と感じるかもしれません。

しかし、できることも増え、任される仕事ができることで、それなりに充実はしています。私は、会社のお金を使って、自分の思うように実験や、出張ができるのはサラリーマンの醍醐味だと思っています。

皆さんも怖がらずに社会人生活を楽しめるように頑張りましょう!

実際に働いてみないとわからないことも多いとは思いますが、少しでも参考になれば幸いです。

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